国会について

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国会とは

国会は、日本国憲法第41条にあるように「国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関」です。

衆議院及び参議院の両議院がこれを構成(第42条)し、両議院は「全国民を代表する選挙された議員」でこれを組織します(第43条1項)。

衆議院と参議院

国会には衆議院と参議院があり、これを「二院制」または「両院制」といいます。両院とも、選挙により国民から選ばれた議員で構成されています。

なぜ衆参の2つの議院が設けられているかですが、これには国民のさまざまな意見をより幅広く国会に反映させること、またより慎重な審議をすることで片方の議院の決定に誤りがあった場合に改めることができること、などです。

このため、衆議院と参議院には、議員数や任期、被選挙権などさまざまな相違があります。

衆議院と参議院の違い

常任委員会と特別委員会

衆議院・参議院の両院には委員会が設けられています。

本会議より下位に位置付けられるものですが、実際の法案の審議はこの委員会での議論が重要となっています。

委員会には衆参それぞれ、17の「常任委員会」といくつかの「特別委員会」が置かれています。

「常任委員会」は各省庁に対応する委員会や、予算委員会、懲罰委員会などがあります。

「特別委員会」は常任委員会で処理できない特定の問題などを処理する委員会です。

国会議員は少なくともどれか1つ以上の「常任委員会」に所属しなければならず、また2つ以上の委員会を掛け持ちすることが可能です。

常任委員会と特別委員会

国会の1年間の流れ

国会は毎年1月に召集され、3月末までに新年度の予算を成立させ、6月まで150日間開かれます。これを「通常国会(常会)」といいます。

秋になると再度国会が開かれることが多く、10月から12月まで約2ヶ月間開かれ、通常国会で処理できなかった法案や追加予算の審議が行われます。これを「臨時国会」といいます。

国会にはこのほか、「特別国会」と「参議院の緊急集会」があります。

国会の種類

国会運営

国会の実際の運営には、各党の機関である「国会対策委員会(国対)」と、各院の常設委員会である「議院運営委員会」が大きな役割を果たします。

膨大な案件を抱える国会では、いくら5ヶ月という会期があるとはいえ、各党の利害が絡み審議がストップすることもしばしばです。

このため各政党間の調整・折衝がスムーズな国会運営には不可欠となりますので、国会対策委員会及び議院運営委員会であらかじめ運営方法を調整するのです。

国会運営について

法律作成の流れ

法律はまず法案(法律案)として内閣または議員から衆議院議長もしくは参議院議長に提出されます。

各議長は受け取った法案(法律案)を適当な委員会に付託します。

委員会ではまず担当大臣または提出議員が提出理由を説明し、審査に入ります。

審査は質疑応答の形式で進められ、審議・討論が終了した時点で本会議に送られます。

本会議で可決された法案(法律案)は他の議院に送られ、再び委員会・本会議で審議されます。

両案で可決されれば法律は内閣を通じて奏上され、30日以内に公布されることになります。

法律の作成と成立の流れ

予算

国会は立法府ですので様々な法律を作っていますが、お金がなければ実行できません。

ですので、予算を決めることは国会の最も重要な役割の一つです。

1月から始まる常会はまず新年度の予算を決めることを最優先に運営されます(当初予算)。これが4月になっても決まっていないと社会的な混乱を招くからです。

もし審議が難航し、新年度が始まっても予算が決まっていない場合は、最低限の予算を暫定的に組み、当初予算が成立するまでの繋ぎにします(暫定予算)。

また、予算案は他の法案と同様衆参両院で審議されますが、衆議院の優越が認めれており、参議院で議決しなくとも、衆議院で可決されていれば、30日後に自然成立となります。

災害や景気の悪化等、年度途中で予算の修正が必要になったときは、国債を発行するなどして歳出を追加します。これを「補正予算」と呼びます。

予算について

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