選挙について

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選挙

辞書を引くと選挙とは「ある一定の組織や集団の代表者、役員などを一定の資格を有するその構成員(選挙権者)が選出する行為」とあります(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)。

国政選挙ならば、国会議員(国民の代表者)を日本国民(日本国籍を有する者・有権者)が選出する、ということになります。

そしてその目的は、「民主政治の健全な発達を期すること」(公職選挙法第一条)です。

⇒選挙の原則

国政選挙

国会議員を選出する国政選挙には、衆議院議員選挙と参議院議員選挙があります。

解散または任期満了による衆議院議員の選挙は衆議院議員総選挙と呼び、任期満了による3年ごとの参議院議員の選挙は参議院議員通常選挙と呼びます。

衆議院と参議院の違いで述べているように、選挙方法も衆参で違う方法を取り、国民の声をより広範に反映させようとしています。

衆議院議員総選挙
衆議院議員総選挙 概要 衆議院議員総選挙とは、衆議院議員の任期満了または解散によって行われる選挙で、特定の選挙区のみで行われる補欠選挙な...
参議院議員通常選挙
参議院議員通常選挙 概要 参議院議員通常選挙とは、参議院議員の任期満了の日の前30日以内に行われる選挙です。 参議院議員の任期は6...

選挙制度

選挙制度には

  1. 小選挙区制
  2. 中選挙区制
  3. 大選挙区制
  4. 比例代表制

の4つの選挙制度があります。

小選挙区制
1つの選挙区で1人を選ぶ選挙制度です。メリットとしては候補者の政策の違いが比較的明白になり、政権選択の要素が大きくなること、派閥政治、金権政治を抑制できること、などがあります。デメリットとしては、落選した議員への票は議席に全く反映されないので死票が多くなること、政党の得票率と実際の議席占有率との差が大きくなりやすいこと、などがあります。
中選挙区制
1つの選挙区からおおむね3~5人を選ぶ選挙制度です。メリットとしては死票が少ないこと、得票率と議席占有率の差が小さいことなどがあります。デメリットとしては、同一政党内で票を奪い合うこともあるので共倒れも起きること、候補者は独自性が打ち出しにくいため、地元への利益誘導や個人後援会を重視し、政策ではなくカネ重視の政治・選挙になりやすいこと、などがあります。
大選挙区制
1つの選挙区から10人以上を選ぶ選挙制度で、現在日本では地方議会議員選挙で採用されています。メリットは死票が少ないこと、少数政党でも比較的当選しやすくなること、などがあります。デメリットは候補者が多くなり投票者が混乱すること、中選挙区制と同様金権政治になりやすいこと、などがあります。
比例代表制
1つの選挙区から複数人を選ぶ選挙制度です。得票率に応じて各政党に議席が比例配分され、各政党で作成された名簿によって当選者が決まります。メリットは死票がほとんどなくなり、全体としての世論が議会に正確に反映されます。デメリットは、有権者が政権を選択できなくなる、立候補する政党が増えると小党乱立を招くことになる、などがあります。

選挙期日

衆議院議員の解散による総選挙は解散後40日以内、衆参両院の任期満了に伴う総選挙及び通常選挙は任期満了の日より前の30日以内に行うこととなっています。

選挙期日が決まるとその公示・告示をしなければなりませんが、衆議院議員総選挙の場合は選挙期日の12日前、参議院議員通常選挙の場合は17日前までに行わなければならず、選挙運動はこの間しかやってはいけないことになっています。

不在者投票と期日前投票

不在者投票制度は、選挙期日(投票日)当日に投票所に行けない人でも投票できる制度で、公示または告示の日の翌日から選挙期日の前日までの期間、投票所または現在地で投票ができます。

2003年から導入された「期日前投票制度」は、従来の不在者投票制度のうち、選挙人名簿のある市区町村の選挙管理委員会で行われる投票が対象となっています(転出等で名簿登録のないい市区町村では期日前投票ができず、当日投票できない場合は不在者投票を利用しなけらばならない)。

不在者投票は、直接投票箱に入れるわけではなく、選挙管理委員会の指定した投票所に送られてきた封筒を、選挙期日当日、投票立会人と投票管理人によって開封され、投票用紙が投票箱に入れられます。

いっぽう、期日前投票は、各期日前投票所で直接投票箱に入れられるため、選挙期日前の時点で投票したことになります。

このため、選挙期日(投票日)当日に選挙権を得るものは、期日前投票では投票できません。

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